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毛穴ケアにその洗顔料は正解?正しい洗顔料の選び方

洗顔料を選ぶ基準は何ですか? 10代の頃からずっと使っているものだから? ドラッグストアで一番安かったから? 広告に使われているタレントが好きだから? 特にこだわりなく選んでいる方も多いのでは? 正しい洗顔料を選べば、メイクのノリも変わってきます。 今一度、洗顔料の選び方を見直してみましょう。

スクラブ入りかノンスクラブか

洗顔料にはスクラブが入っているものとそうでないものがあります。 スクラブ入りの洗顔料を使うと、微粒子が手の届かなところにまで入り込んでくれるので皮脂や汚れをしっかりと落としてくれます。 不要な角質も落とせるので、肌がワントーン明るくなります。 この状態で化粧水や美容液を使えば、肌の奥深くにまで美容成分が浸透してくれます。 洗い上がりもすっきりなので、オイリー肌にもぴったりです。 しかし、肌への負担も大きいのも事実。 ごしごしこするように洗ってしまうと、肌が傷ついてしまいます。 洗浄力が強いので頻繁に行うと必要以上に皮脂を落としてしまい、それが原因で過剰に皮脂が分泌されてしまいます。 あくまで週1回ほどにとどめて、使う箇所もTゾーンや小鼻、あごなどを中心に行った方がいいでしょう。 普段使いするのは、ノンスクラブ洗顔料をおすすめします。

『界面活性剤』は悪ではない

添加物嫌悪のブームからか、界面活性剤にも目くじらを立てている方は多いかと思います。 界面活性剤を一言で表すと、「水と油をなじませることが出来る成分」のこと。 なんでそんなものが洗顔料に必要なのか? それは、界面活性剤が水と油になじむ性質を利用して汚れを落とす役割をもつものがある為です。 それゆえに洗浄力の高さは安定しています。 また、界面活性剤には「石油系」と「植物性」の2種類があります。 なんとなく植物性の方が肌にやさしいと思いがちですが、この表記に統一基準はありません。 原料が石油系と植物系の両方を使っていても、『植物性界面活性剤』と名乗ることが出来ます。 今日、界面活性剤は食品から化粧品にまで幅広く使われており、生活に必要な成分です。 日本で認可されている化粧品には、肌に深刻なダメージをもたらす界面活性剤は使われていません。

固形の洗顔せっけんは保管方法に注意

完全無添加の固形洗顔せっけんは敏感肌の方にこそおススメしたい洗顔料です。 洗浄力はやや弱めですが、余計な成分が含まれていないので肌への優しさはピカイチです。 ここで気を付けなければいけないのは、せっけんの保管方法。 そのまま浴槽の端に置きっぱなしにしてしまうと、そこから雑菌が繁殖して逆に肌荒れの原因になってしまうことも。 衛生的な面から浴室に置きっぱなしにすることは避け、風通しのいい場所で保管しましょう。

[洗顔フォームと洗顔石けんの違い。選び方について]

『弱酸性』、『美容成分入り』ならいいわけではない

弱酸性の洗顔料を目にすることがありますが、洗い流すときの水道水は中性なのですすぎ終われば肌は中性になってしまいます。 じゃあ弱酸性洗顔料のメリットは何か、というと「洗顔時の肌の負担をおさえられる」こと。 肌に負担をかけない=洗浄力は弱めですが、敏感肌の方には最適です。 逆にオイリー肌やニキビで悩んでいる方は皮脂や汚れを十分に落とせないので、肌荒れの原因になってしまいます。 美容成分入りの洗顔料もよく見ますが、これもすすぎの時に一緒に流れてしまいます。 汚れを落としてくれるかどうか、で判断した方がいいかと思います。

どの洗顔料を使っても、これだけは守るべし

洗顔料には様々な種類がありますが、どれを使う場合でも ・しっかりと泡立てる ・すすぎをしっかりと行う ・長時間洗顔料を肌にのせない(理想の洗顔時間は1分半) この3つは守って下さい。 とくにすすぎ残しがあると、それだけで肌荒れの原因になってしまいます。

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