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毛穴の黒ずみ、毛穴ケアには優しい洗顔を!

毛穴の黒ずみの原因はメラニンの色素沈着と汚れ、そして毛穴に落ちる影が原因。ターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌など、いずれも肌本来の機能が低下して起こっています。黒ずみ・毛穴ケアをピンポイントでしようとするのではなく、お肌全体の美しさを取り戻すようにケアをするのが唯一で最も効果的な方法です。

[ターンオーバーはなぜ乱れるの?]
[毛穴の黒ずみを解消するケア方法]

角栓パックは論外。無理に黒ずみをいじらない

毛穴の黒ずみは本来自然に排出される汚れやメラニンが停滞している状態です。 根本的に解決するにはお肌の機能を回復させるしかありません。 角栓パック、オイルマッサージ、ピーリングなどは、いずれもその場では綺麗になった気がしますが、肌を傷つけ皮脂を余計に取りすぎてしまうので悪循環しかありません。 特に肌への負担が大きいのが角栓パック。 正常な肌の角質まで剥がしてしまい、見えない傷が沢山できてしまいます。繰り返していくと肌の機能はどんどん低下するばかりです。
[メラニンとは。美白化粧品の効果が実感できない理由]
[ピーリングは肌によくない!最小限にした方がいい理由]

クレンジングのコツとタブー

メイクをしている場合はどうしても洗浄力のあるクレンジングが必要になります。 クレンジングの負担を少なくする方法は洗顔と同じです。

1 刺激と脱脂力の強くないクレンジング剤を選ぶ
ミネラルオイル系、せっけん系のクレンジングはいずれも好ましくありません。ミルククレンジング系、ジェル系、水系のクレンジングの方が脱脂力も刺激も弱めです。

2 刺激を与えない
顔全体にクレンジングを馴染ませたら、小鼻やアイメイクの部分のみ力の入りにくい薬指の腹などでくるくると撫でます。頬やおでこ、あごなど広い部分は馴染ませるだけで十分です。

3 徹底的に落とそうとしない
「メイクが肌に残るのはよくない」というのは半ば常識のようになっていますが、最近では皮脂を取りすぎるくらいならメイクが残っている方がよほどマシと言われています。ついクレンジングを長い時間一生懸命やってしまう人は、見た目に落ちていればOKというくらいの気持ちに切り替えてみて下さい。

洗顔は30秒で。擦らずすべらせる

皮脂を取りすぎないこと、刺激を与えないことが洗顔の基本です。 「汚れが落ちないことよりも皮脂の取り過ぎの方が要注意」と覚えて下さい!

1 刺激と脱脂力の強くない洗顔料を選ぶ
ほとんどの洗顔料には界面活性剤が入っていて、石けんも界面活性剤です。界面活性剤自体をそれほど敵視する必要はありませんが、脱脂力は高めです。 優しい洗浄成分にこだわるならアミノ酸系の洗顔料がおすすめです。

2 よく泡立て、こすらず滑らせ30秒で終わらせる
洗顔料を泡立てるのは細かい泡が汚れをからめとるからではなく、クッションの役割りが大きいです。手で擦らないようにするためということです。 とにかく優しく、洗顔は30秒で十分で、泡を滑らせてすぐ落とすのがコツ。

ダブル洗顔はクレンジング剤によって使い分ける

メイク落としのためのクレンジングの後、洗顔料で顔を洗うのがダブル洗顔です。ダブル洗顔の目的は、メイク落としを落とすためです。 メイク落としは質感がヌルヌルしているものが多いので、何となく気持ち悪く肌にも悪そうに感じますよね。 ダブル洗顔は肌への負担が大きいので、しなくて済むならしない方が良いです。残りやすいメイク落としにのみ、ダブル洗顔を取り入れましょう。
1 ダブル洗顔した方が良いクレンジング剤
クリーム系クレンジング、オイルクレンジングは肌残りしやすいのでダブル洗顔しても良いでしょう。
2 ダブル洗顔不要なクレンジング剤
リキッド、ジェル、ミルクは界面活性剤の働きで水に流れやすいのでダブル洗顔不要です。

生活を見直し美肌生活を。紫外線対策は万全に

いかがでしょう。洗顔はとにかく優しく潤いを守ることを心がけてみて下さい。また、美肌を作るにはやはり内側からのケア、運動・睡眠・食事の見直しが欠かせません。お肌の劣化の原因である紫外線対策など、常日頃のケアの積み重ねも大事ですよ!

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