• 毛穴ケア

美肌の天敵?毛穴に潜む角栓の役割とは

ぶつぶつ小鼻の原因でもある角栓。 目に映るだけでうんざりして、意地でも取ってやりたい!と、やけくそにピーリングや無理やり手で押し出す日々… 角栓がなんで存在しているのか疑問に思うことはありませんか? ちゃんと理由があって私たちの肌にいるんです。 意外と知られていない角栓についてみていきましょう。

角栓の役割とは?

ずばり角栓の役割とは、「毛穴を守るため」なのです。 毛穴に細菌や異物が入り込まないように存在しています。 ただただ、迷惑な存在かと思っていたらそんなことはないんですね。 よって、全て取り除けばOK!ということではないのです。 角栓は古い角質が主な成分です。 本来なら肌のターンオーバーの過程で自然と剥がれ落ちるものですが、何らかの原因でターンオーバーの周期が乱れるといつまでも肌の表面に角質が残ってしまいます。 そうすると古い角質と皮脂が混ざり合ってしまい、白っぽい目立つ角栓の出来上がりというわけです。 こうなってしまうと見た目にも肌にもよくない状態となってしまいます。 こうなる前に早めのケアを心がけましょう。

[角栓ができる仕組みと皮脂の役割]

角栓が大きくなる原因その1

ターンオーバーの過程で自然と取れる物ならば、その周期が乱れていることが原因で角栓が目立つということです。 それには生活習慣の乱れが大きく関わってきています。
・睡眠不足
・ジャンクフード中心の食生活
・喫煙や過度な飲酒
・ストレス
これらが原因でターンオーバーが乱れる可能性があります。 角栓を取ること必死になる気持ちも分かりますが、自身の生活を見直すことで軽減出来るのではないでしょう。
[生活習慣を見直して美肌になるポイントとは]

角栓が大きくなる原因その2

角栓の成分には皮脂も含まれています。 皮脂が過剰に分泌されていると、角栓が目立つ原因になるそうです。 適度な皮脂は肌に必要ですが、過剰に分泌されるとアクネ菌が発生してニキビの原因にもなりかねません。 収れん化粧水などを使用して、オイルコントロールを心がけましょう。 それと、何よりも大切なのは適切な洗顔と保湿。 「基本のき」なのでおろそかにせず、ていねいに行いましょう。

角栓が大きくなる原因その3

主成分の角質が増えても、角栓は大きくなってしまいます。 加齢や正しい洗顔が出来ていなくて古い角質がたまっていたり、ピーリングをやり過ぎて角質を過剰生成してしまっている場合もあります。 角質は早く生まれ変わらせてあげた方がいいんじゃないの? そんな声が聞こえてきそうですが、決してそういうわけではありません。 ターンオーバーにも正しい周期があり、それより遅くても早くても肌に悪影響を与えてしまいます。 あくまで角質は自然に落ちることが理想なので、ピーリングは商品の表記の通り、行う頻度を守ることを心がけましょう。 洗顔時に顔を強くこすり過ぎてしまうのも、肌がダメージを受けていると勘違いして過剰な角質を生成してしまいます。 なでるくらいの感覚での洗顔がちょうどいいです。

角栓を無理やり押し出すのはNG!

鏡をのぞき込んでニュルっと角栓を出す瞬間が快感でやめられない! こう思っている人は意外と多いのでは? 先に記した通り、角栓は肌に必要なものです。 無理やり引っこ抜くのは今日で卒業しましょう。 なくてもダメ、過剰に大きくなってもダメ、ケアのし過ぎもダメ、しなさ過ぎもダメ… なんだかめんどくさいやつですが、必要以上に嫌悪することなく、適度に気を使うぐらいがいいのかもしれません。

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