• 毛穴ケア

角栓自体に役割りはないけれど、皮脂には大事な役割りがある

角栓をなんとかしたいと、ついついいじっていませんか?これが大きな間違い!角栓パックの弊害は広く知られることになりましたが、オイルマッサージなども基本的にはしない方が良いのです。毛穴の皮脂には大切な役割りがあるので、引っこ抜いてはいけません。角栓をなくすための、唯一の方法はケアを見直して放置すること。詳しく解説します。

角栓はなぜできるの?

健康な肌なら、角栓が大きくなる前に余分な皮脂も剥がれ落ちた古い角質も、自然に排出されてしまいます。
しかし、皮脂と古い角質が混ざり合って残って育ってしまうと、角栓になります。
これらが自然に排出されずに残ってしまう原因は、第一に肌状態が健康でないから。
不規則な生活によって、睡眠不足、運動不足、栄養不足になっていないか見直しましょう。 次に、間違った毛穴ケア。 これをしている人はとても多いと思われます。 すぐに実行できることばかりなので、今日からすぐ取り組んで下さい!

毛穴の皮脂には大事な役割りがある。角栓も抜いちゃダメ

角栓は毛穴にできます。毛穴はウイルスや細菌に対する抵抗力が弱いので、そこを重点的に守るために皮脂があるのです。 つまり、
皮脂を取り除くのも、角栓も引っこ抜くのも体にはNGです。

「オイルマッサージをくるくるすると、ポツポツの感触が♥」
「角栓パックにこびりついた角栓を何度も眺めちゃう♥」
「小鼻を押してむにゅっと顔を出す角栓、たまらない♥」

…とってもわかります。カイカンですよね!でも、ダメ〜!
角栓を無理に抜くと抵抗力がなくなって肌トラブルを招いたり、皮脂が過剰分泌されたり、抜いた後の毛穴が広がったりと、いいことは何もありません。

角栓をいじらずに、自然に美肌になる方法1
シンプルケア

肌を痛めつける間違ったケアをやめ、次の三つを心がけて下さい。

1 皮脂を奪いすぎない
2 角栓はいじらず放置
3 保湿とUVケアはしっかり


皮脂を奪いすぎると皮脂の過剰分泌を招くので、悪循環になります。
洗顔は優しく優しく。感覚的には「汚れが残っているんじゃないか?」ってくらいでOK。
「落としきれた!サッパリ!」って感覚だと、おそらく必要なものまで落ちてます…。
既にある角栓は気になるかもしれませんが、肌が健康なら勝手に取れるので落ち着いて下さい。 じっくり放置して様子をみましょう。 保湿とUVケアは、肌本来の力を取り戻すために必須。 逆に言えば、これ以外のケアはほとんど必要ありません。

角栓をいじらずに美肌になる方法2
内側からのケア

結局、睡眠と食事に勝る美容法はありません。 私は色々な美容法を真剣に試してきたのですが、ある時気づきました。 何かをちょっと塗っただけで綺麗になる、これを飲めば綺麗になる、そういうのって魔法です。 私は楽して綺麗になりたいために、魔法を求めて散財していたわけです。 もちろん、効果がある美容法もあるんですが、睡眠と食事を抜きにして「これだけやっとけば綺麗」っていう魔法はありません。

毛穴を広げるほど育った汚れた角栓のみ、ギリギリ抜いてもOK

問題は、既に存在している「とっても大きく育った汚れを含む角栓」のみ。 これは抜いてもいいと思います。 放置すると毛穴が広がるし、一度広がった毛穴はなかなか元に戻らないからです。 汚れを溜め込んでいる角栓は長い時間留まることでそこから細菌が繁殖することもあります。 ただし、抜く時もオイルマッサージや角栓パックは使いません。

1 周囲の肌をつまんで上下左右に揺らす
2 オイル系のクレンジングでパックして柔らかくする

あくまでも、自然に取れることを促すのみ。じっくり取り組みましょう。

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