• 毛穴ケア

皮脂の大切な働きについて。大人は皮脂を守りましょう

顔の皮脂は、メイク崩れやニキビの原因になりますから、憎き存在ですよね。だからといって、油取り紙で何度も必死に押さえたり、顔の洗い過ぎは絶対にダメ!皮脂には大切な働きがあるのです。皮脂の働きを知ると、「皮脂を守る」のがいかに大切かがわかります。これまで皮脂を取り次ぎていた方は180度方向転換するだけで美肌になっちゃいますよ。

皮脂は肌を守っている

肌は体にウイルスや細菌などの外敵を入れないためのバリア。
そこで大切な役割りを担っているのが皮脂です。
人間の体はとてもよくできていて、不要なものは排出し、必要なものは分泌するようにできています。 皮脂は不要なものというのは思い込みです!

皮脂はとりすぎるのは肌にこんなに悪い

皮脂を抑えようと、油取り紙で一日に何度も強く抑えたり、洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシと長い時間洗ったりすると、必要な皮脂まで奪われてしまいます。

皮脂は体を守る働きをしていますから、皮脂が奪われると人間は危険信号を感じます。 そこで皮脂の生産量を増やします。 過剰な皮脂は、ニキビ、角栓、肌荒れの元。 そもそもは皮脂の取り過ぎで起こった皮脂の過剰分泌なのに、これを改善しようとして皮脂を取ると、余計に悪化する負のスパイラルに陥ってしまいます。

皮脂を守るためのポイント1 洗顔時のお湯の温度

皮脂を取りすぎないコツは、第一に「優しい洗顔料」にしようと思いましたが、私が何度も試した結果、これが一番影響大なんじゃないの?って思うのが、洗顔時のお湯の温度。 人間の皮脂は30〜34度で溶けると言われています。 完全に溶けるわけではなくて、緩んで剥がれるって考えるのが近いと思いますが、とにかくこれくらいの温度で落ちてしまうのです。 シャワーの温度は38〜42度くらいの人が多いのではないでしょうか?入浴時にそのままの温度のシャワーで洗顔すると、熱すぎます! よく「ぬるま湯で洗いましょう」と言われますが、その温度は「30度」です。 入浴時には30度のお湯は冷たいです。「ほとんど水」くらいの感覚と覚えておいて下さい。

皮脂を守るためのポイント2 洗顔料の洗浄成分

「洗浄成分の優しい洗顔料を選びましょう。 酵素系やアミノ酸系の洗浄成分を謳っている商品は、洗いすぎないという点でも、タンパク汚れを落とせるという点でも優れています。 アルカリ性の石けん、洗浄力の強すぎる合成界面活性剤の洗顔フォームは避けましょう。

「過剰な皮脂」はなぜ出るの?対策は?

皮脂が過剰に出る原因は、二つ考えられます。

・皮脂の取り過ぎで体が反応している
・ホルモンバランスの乱れ(思春期ニキビの原因もこれです)

皮脂の取り過ぎは、洗顔を見直し、油取り紙の使用を控えましょう。ホルモンバランスの乱れは、生活習慣全部を見なおして、まずは生活改善を!

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