女性ホルモンの働きと黒ずみを予防する方法について

女性ホルモンのバランスとは

女性ホルモンには、
肌のコンディションを整え女性の魅力をアップする卵胞ホルモン（エストロゲン）と
基礎体温をアップし、妊娠の準備をする黄体ホルモン（プロゲステロン）
の2種類が存在します。

この2つのホルモンが女性の周期に合わせてきちんと入れ替わることが、バランスの良い状態と言えます。それぞれ女性にとって大切なホルモンですが、この入れ替わりがうまくいかなくなると、生理不順を起こしたり、憂鬱な気分が続いたりします。

そして女性ホルモンのバランスが取れなくなると、黄体ホルモン（プロゲステロン）が優位に立つため 睡眠の質が落ちたり、皮脂やメラニンの分泌量が増えてしまいます。
その結果黒ずみなどの肌荒れを引き起こしてしまうのです。

女性ホルモンが崩れたら男性ホルモンが出る理由

ストレスがたまったり、仕事がハードだったりした場合、肌荒れがひどくなるのは、男性ホルモンが邪魔しているからだ！と思ってはいませんか？実はこの男性ホルモン（テストステロン）は男性の平均値である25％に比べると少ないですが、女性でも5〜10％ほど、もともと女性にも備わっているホルモンなのです。

男性ホルモンが強いから、肌が黒ずんでいる、荒れている。のではなく バランスを崩すことによって、女性らしさを作るエストロゲンが減少しているため男性ホルモンが優位に立ってしまっているのです。

男性ホルモン（テストステロン）の作用とは

女性らしさを作るホルモン（エストロゲン）と逆の作用がある男性ホルモン（テストステロン）は皮脂腺を活性化させて、脂っぽくなったり、体毛が濃くなったりとまさに男性らしさを強調するような作用を与えます。しかし、メンタル面では決断力がアップしたり、チャレンジ精神が出たりとポジティブな面もあるので、全てがマイナスということでもありません。

女性ホルモンを整えるには

女性ホルモンは非常に繊細で、環境や外部のストレスに敏感に影響を受けてしまいます。バランスを整えるには

・早寝早起きを心がける
・アロマなどで就寝前にリラックスタイムを持つ
・バランスのいい食生活を送る
・自分なりのストレス発散法を見つける

などの生活面で改善していくことが必須。
バランスが整うとエストロゲンの分泌力もアップして、自然と美肌に近づいていきますよ。