• 肌の黒ずみ

鼻の黒ずみは洗顔で除去できる!自宅でできる簡単ケア

気になる鼻の黒ずみ。これは皮脂とタンパク質汚れが固まってできています。多くの場合、角栓化するほど汚れが溜まる原因は間違ったお手入れにあります。 最も大切なのはお肌の機能を正常化し、汚れは自然に排出させること。 そのためのベースづくりとなるのが洗顔なのです。 鼻の黒ずみは正しい洗顔でお肌の機能を回復させれば除去できます。

洗顔で「皮脂を取り除く」のは間違い

皮膚からは常に皮脂が分泌されています。油取り紙で押さえるとべったり脂がつきますが、何となく脂は汚く感じますし、ニキビの原因になると言われ続けて来たので取り除いてしまいたくなりますよね。 しかし、皮脂は必要だからこそ分泌されているのです。そもそも肌は体内に細菌などが侵入しないためのバリアです。そこで重要な役割りを担っているのが皮脂なのです。 皮脂を取り除くということは体にとっては健康でも美でもありません。単なる危険信号です。肌は異常を察知して、一生懸命皮脂を分泌しようとします。 では何のために洗顔するのでしょう?

[皮脂の働きと、洗顔のコツ]

洗顔の目的は、表面の付着汚れを落とすこと

確かに、日常生活で埃や細菌などの汚れが付着しますから、清潔に保つという意味で洗顔は必要です。 煙草を吸われる方は、煙草の煙に含まれる成分も顔に付着しますので落とす必要があります。 ただし、洗顔の目的はそこまで。体から分泌される皮脂や角質は、本来自然に排出されるものです。洗顔料に頼らなければ余分な皮脂や角質が落ちないという状態は、既にお肌が正常な機能を失っている証拠なのです。

お肌の機能を取り戻すための正しい洗顔を

日常生活の埃や汚れは、よく泡立てた洗顔料をほんの30秒優しく滑らせるだけで落とすことができます。それ以上の時間もマッサージも必要なく、皮脂を取りすぎないことが美肌への近道。 最近では、蒸しタオルで押さえるだけの「洗わない洗顔」も話題で、多くの女優さんやモデルが朝は洗顔料を使わない美容法を取り入れているといいます。 人間の肌から分泌される皮脂は人間にとって最高のクリームで、これを越えるものは存在しないからです。

もちろん、メイクはきちんと落とす必要があるので、夜はクレンジングを行って下さい。クレンジングも肌負担の少ないジェルやミルククレンジングタイプがおすすめです。

どうしても気になる黒ずみや大きな角栓がある場合の洗顔

既にできてしまった黒ずみや角栓がある場合も、基本的には放置するくらいの覚悟でじっくりと取り組むのがおすすめです。 しかし、どうしても気になる見苦しいほどの汚れがある場合は、手を入れても良いでしょう。 黒ずみ部分にオイルパックをしたり、鼻をつまんで動かすマッサージをしたりして、汚れや皮膚を柔らかくすると、汚れ落ちが早まります。 これはあくまでも優しく行うのがポイント。オイルパックはマッサージせずにパックのみ。鼻マッサージは弱い力で小鼻をつまんで上下左右に動かす程度にします。一回で汚れをすっぽり取り除くことを目的にすると、失敗します。

鼻の黒ずみは正しい洗顔を続けると自然になくなる!

10大の頃から、「それが当たり前」と思って洗顔料で皮脂を落としてきた方は多いのではないでしょうか? 洗顔は付着汚れを落とすのみ、皮脂は残すくらいのイメージで優しく柔らかくをお試し下さい。 お肌が良い状態に戻ると、自然に黒ずみもなくなっていきますよ。

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