ニキビ
ニキビ肌に最適な洗顔って?洗顔料の選び方から洗顔方法まで
- タグ:
ニキビで悩んでいる場合、洗顔料はどのように選べばいいのでしょうか? 安さ?広告?口コミ? 様々な情報に惑わされてしまうと、肌に良くないものを選びかねません。 ニキビ肌に最適な洗顔料と洗顔方法を伝授しましょう。
アクネ菌を殺菌する成分が入っているか
ニキビの原因菌はアクネ菌と言われています。
しかしこのアクネ菌、常に肌にいる菌ですべて殺してしまえばいいわけではありません。
悪玉のアクネ菌のみ殺菌出来ればいいのですが、そうもいきません。
下記の3つの成分なら、効果的にアクネ菌をコントロールできます。
ニキビはアクネ菌により増殖し、赤ニキビなどの炎症を起こす
1 サリチル酸/サリチル酸ナトリウム
肌の角質を柔らかくする作用と、殺菌作用があります。
2 硫黄
殺菌作用と皮脂分泌を抑制して肌を乾燥させる効果があります。主にピンポイントで使うニキビ薬に入っています。
3 イソプロピルメチルフェノール
美容成分ではなく殺菌作用のある成分です。防カビ作用もあるので、背中ニキビの原因であるマラセチア菌も殺すことができます。
保湿力があるかどうか
肌の乾燥もニキビの原因になります。 ニキビができたから、皮脂を落とさなくちゃ! と、洗浄力が強い洗顔料を使うとニキビの悪化を招きます。 皮脂を取りすぎないよう洗浄力が強い洗顔料は避けましょう。 保湿成分が配合されている洗顔料もおすすめです。 保湿成分で代表的なものはヒアルロン酸です。 洗い上がりもしっとりとしていて、潤いを保ってくれます。
ニキビ肌に効果的な洗顔方法とは
洗顔方法にも気を配らなくてはいけません。
気を付けなくてはいけないポイントは、
1 洗顔料を使う前に一度水洗いを行う
これで水性の汚れは落ちます。
2 ふわふわの泡を作る
洗顔ネットを使うのが簡単で便利です。
3 泡を顔にのせたら絶対にこすらない
こするのではなく、円を描くようになでることを意識しましょう。
4 すすぎはぬるま湯で行う
冷水でも熱湯でも、肌にとって刺激になってしまいます。
5 すすぎ残しはないように
泡が少しでも残ってしまっていると、それがニキビの原因になってしまいます。
すすぎは徹底して行いましょう。
特に髪の生え際には要注意です。
洗顔時に洗顔料は必須ではない?
1日2回の洗顔でどちらにも洗顔料を使う必要はないと思います。 自分はオイリー肌だから、という方の中には皮脂を過剰にとってしまい、乾燥から皮脂が過剰に分泌されている方も多いです。 ニキビの原因=洗いずぎ というパターンも意外と多いです。 特に朝は肌の汚れはほぼないので、水での洗顔だけで十分です。
朝は水洗顔、夜は洗顔料を使うのがおススメ
一日活動していると、肌は想像以上に汚れているもの。夜はきっちり汚れを落としましょう。 睡眠時は成長ホルモンが分泌され、肌が生まれ変わる時間帯でもあります。 朝、洗顔料を使うと肌のターンオーバーがむだになってしまいます。 以上のことから、朝は水だけの洗顔、夜は洗顔料を使用しての洗顔をおススメします。