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毛穴がキュッと閉まる!毛穴ケアはスキンケアの基本

パックリ開いた毛穴ほどイヤなものはありません。メイクでも隠せない毛穴の開きはいったいどうしたらよいのでしょうか。ファンデーションが溜まってしまう毛穴、夕方になると皮脂でベタベタになる毛穴…。どんなに丁寧に洗顔しても閉まらない毛穴ケアを諦めてしまう前に、毛穴ケアの基本を知ることからはじめてみましょう。

自分の毛穴タイプを確認しましょう!

毛穴用スキンケアアイテムを使っても、全く効果がなかった毛穴の開きには数種類のタイプがあります。毛穴タイプに合ったスキンケアをしないと逆効果にもなりかねません。ご自分の毛穴の状態をしっかりとチェックして正しい毛穴ケアをしていきましょう。毛穴のタイプは年代、生活環境、ホルモンバランスなどの影響によってさまざまです。

毛穴から分泌される過剰な皮脂が原因

このタイプの毛穴は比較的若い方(10~20代)に多く、毛穴に皮脂汚れや角栓が詰まって毛穴が開いてしまいます。 特にTゾーンの皮脂分泌が多く、ニキビや吹き出物に悩まされる方も多くいます。 また20代~30代くらいの方では、肌の老化により毛穴が開きっぱなしになってしまうケースも多くみられます。 40代以降の方では肌のコラーゲン不足により毛穴のたるみで毛穴が下に引っ張られる「涙型」の毛穴も見られます。

乾燥によって毛穴が開いてしまうことが原因

30代~の方に多くみられ、肌の水分量が少なくなるため、皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まったり開きっぱなしの状態になってしまいます。 お肌自体は皮脂が多く分泌されているのでオイリー肌と判断しがちですが、じつは水分が足りていない乾燥肌になります。 毛穴ケア用の刺激が強いアイテムを使うと余計に皮脂分泌を促してしまう可能性があります。 また40代以降の方の毛穴タイプは、肌のたるみが原因のことが多いです。お肌の弾力を保つコラーゲンやセラミドが不足し、たるみが起こることで毛穴が下に広がるケースが見られます。

毛穴タイプに合わせたスキンケアを!

過剰な皮脂分泌による毛穴の開きには、水分をたっぷりと補うことと、脂っぽい食事を控えることが大切です。その際はオイル分が含まれていないタイプの化粧水を使いましょう。

毛穴が開きっぱなしのタイプは、角栓を除去することから始めます。毛穴に詰まった汚れの成分は主にタンパク質です。タンパク質の汚れはクレンジングでは落ちないため、酵素が含まれた洗顔料を使うとよいでしょう。無理に角栓を押し出す器具を使ったり、角栓を取るパックを使うと肌に刺激を与えてしまい皮脂分泌が盛んになってしまいますので注意が必要です。

乾燥が原因の毛穴開きタイプは保湿力が高いタイプの化粧水や美容液を使ってケアをします。水分と油分をバランスよく補うことが必要です。お肌のたるみが原因の毛穴開きタイプは、お肌に弾力を与えるスキンケアアイテムを使い、お肌に不足しているコラーゲンを生成するサポートをします。体の内側からもケアが必要で、栄養バランスが整った食事やビタミンA、C、B2などが含まれた食材を積極的に摂るようにします。

毛穴ケアは気長にじっくりと取り組もう

毛穴ケアは美容皮膚科での治療でも、すぐに結果が出るものではありません。セルフケアの場合は長いスパンで丁寧にじっくりとケアしていく必要があります。ご自分の毛穴タイプを知り、適切なスキンケアアイテムを選び、気長にケアしていくことで、徐々に毛穴が目立たなくなり理想の肌に近づくことができるでしょう。

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