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肝斑ってなに?肝斑ができるしくみを徹底解説

シミ・そばかす・肝斑、と3つセットで言われることが多いですが、肝斑の正しい意味ご存知ですか? 同じお肌の悩みですが、ふたを開けてみると微妙に違うものなのです。 ここでは、肝斑ができるしくみから解説していきたいと思います。

肝斑とは何なのか?

肝斑とは、『女性特有のシミの一種』なのです。
女性特有という表現の通り、男性にはできません。
なぜかというと、肝斑が発生する原因にあります。
主な原因として、女性ホルモンの分泌が減少もしくは分泌が不安定になってしまうことがあげられます。 30代~40代に始まり、更年期の40代後半~50代には更に増加すると言われています。 閉経を迎えるころには肝斑の発生はほとんど見られなくなり、高齢期にはほぼなくなってしまいます。 その為、女性ホルモンの分泌が肝斑の発生に深くかかわっていると言われています。

経口避妊薬の副作用として現れることも

経口避妊薬(ピルと呼ばれているもの)の副作用として、肝斑の発生が指摘されています。 ピルを服用すると、女性ホルモンの分泌がピルを服用してない人と比較して減少しているからです。 普通、30代から急激に女性ホルモンの分泌が減少することはほとんど考えられていません。 30代からの肝斑の原因としては、
・ピルの副作用
・生活習慣の乱れ
・結婚や出産による環境の変化からくる過度なストレス などが考えられます。
昼夜逆転の生活や過度なストレスからも女性ホルモンの分泌は減少するためです。

紫外線は肝斑に影響するのか?

肝斑の発生原因を、紫外線によるメラニンの過剰生成が原因とするのは、つじつまがあいません。 そうだとするならば、特定の年代ではなくすべての年代の男女に症状があらわれているはずです。 紫外線が原因でおこるのはシミであり、肝斑ではないというのが現状の答えです。 しかし、紫外線によって既にできている肝斑の濃度を濃くしてしまうことは十分に考えられます。 紫外線対策を十分に行うことをおろそかにしてはいけません。

肝斑の特徴とは?

正確には肝斑はシミの一種になります。 しかし、見分け方という観点からシミとの違いを解説していきます。 肝斑の特徴は、 ・頬、額、口の周り、あご下などにできている ・顔の左右対称にできている ・点ではなく面で広がっている ・境い目がはっきりしておらず、グラデーションのように広がっている シミは点で点在することが多いですが、肝斑は面で広がることが大きな違いです。

シミと肝斑は混在している

シミと肝斑は混在していることがほとんどです。 すぐに消すことはできませんが、日々の紫外線対策や美白ケアが大きな違いを生みます。 決してあきらめず、根気よくケアを続けましょう。

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