肌の黒ずみ
黒ずみだけじゃない!肌荒れがもたらす悪影響とは
- タグ:
冬の乾燥や夏の暑さなど、肌ストレスの要因はいつでもどこにでも存在します。おまけに最近では生活習慣が乱れがちな人も増えており、肌荒れといった肌トラブルに悩む人も増えています。 乾燥や皮脂の過剰な分泌によって「肌荒れ」になると、同時に「黒ずみ」のリスクも高まるなど、両者の間には共通した何かがあると推測されます。ここでは、肌荒れと黒ずみの原因、そしてスキンケアについて解説致します。
肌荒れも黒ずみも原因は毛穴のコンディション
気になる毛穴の黒ずみ。その正体が肌荒れの一種であるということをご存知でしょうか。
黒ずみは毛穴が開く、または皮脂などの分泌物が滞ることで発生します。
このように、毛穴の状態があまり良くない時は肌も荒れていることが多いのです。
毛穴のコンディションが良ければ黒ずみも肌荒れも生じることはありません。
つまり、肌荒れと黒ずみの原因は同じものと言えます。
肌が荒れると毛穴の状態はどうなる?
肌荒れによる影響は皮膚の表面だけでなく、毛穴にも及びます。
肌荒れによって角質層がダメージを受けると、肌のかさつきや吹き出物、そして皮膚炎といった症状があらわれるようになります。
健康な肌であれば皮脂や角質などの代謝が規則正しく行われるため、毛穴が影響を受けることはありません。
しかし、肌が荒れるとこうした代謝機能が低下するため、毛穴が開いてしまうのです。
[ターンオーバーはなぜ乱れるの?]
間違ったスキンケアが肌荒れにつながる
活習慣の乱れや、肌の衛生状態などが悪いと肌荒れを引き起こすことがあります。
結果、老廃物のたまった毛穴が開き、黒ずみとつながるわけです。
毛穴の汚れをしっかり落とそうと、丁寧に洗顔するものの、なかなか思うように汚れが落ちず悩まれている方も多いのではないでしょうか。
最近の洗顔料は洗浄力が強いものの、毛穴の奥にある頑固な黒ずみまで落とす力はありません。
無理に落とそうと洗い続けると、肌に余計なダメージを与えるため注意が必要です。
毛穴のトラブル「黒ずみ」は肌荒れの一種
毛穴の黒ずみと肌荒れは互いに密接な関係を持ちます。
何らかの影響で肌荒れが起きた時、まず最初にダメージを受けるのは表面を覆う角質です。
この角質がダメージを受けると毛穴の代謝が大幅にダウンします。
これにより、毛穴には本来排出されるべき皮脂や細胞が滞り、黒ずみへと変わっていくのです。
こうした変化から、黒ずみは一種の肌荒れ現象と言えます。
肌荒れを放置して黒ずみ改善はあり得ない
鼻やおでこ回りなど、毛穴の黒ずみは外から見てもはっきりとわかるため、つい洗顔に力を入れてしまいがちです。 しかし、洗い過ぎるとそれがかえって肌を傷つけることになり、黒ずみを悪化させてしまう可能性があります。黒ずみの背景には肌荒れが潜んでいることが多く、その種類や症状がどのようなものを知ることが、正しいスキンケアの第一歩となります。