• 毛穴ケア

皮脂が多くてべたつく、テカる時に見直すべきこと

一日に何度も油取り紙を使ってメイク崩れを抑えなければならない、写真をとったら自分だけテカってた…。そんな方は皮脂の過剰分泌が起こっています。 この場合、いくら皮脂を取ろうとしても無駄で、「分泌」自体を抑える必要があります。皮脂の過剰分泌の原因と対策をまとめました。

皮脂はなぜ出る?過剰分泌の原因は?

皮脂は肌のバリア機能を高めるために分泌されているものなので、過剰に分泌されるということは体が何らかの危険を察知しているということです。 原因は、体の中かもしれないし、外かもしれません。 いずれにしても、既に出てきた皮脂だけをどうにかしようと思っても、状況は改善しません。

洗顔の仕方を見直す

皮脂の過剰分泌を招く行為に、洗顔のし過ぎが挙げられます。

皮脂が取り除かれてしまうと、肌は危険を察知して皮脂の生産量を増やします。
これを嫌って一生懸命洗顔すると、さらに分泌が増えて悪循環に陥っていきます。

洗顔し過ぎで皮脂が過剰分泌されている場合は、洗いすぎないことを意識して、洗顔を短く終わらせ洗顔料も洗浄力の優しいものに変えましょう。 思い切って、ぬるま湯のみの洗顔をしばらく続けて様子を見るのもいいでしょう。

炭水化物の取り過ぎに注意する

脂の多い食事がニキビや肌荒れの原因になることは良く知られていますが、
炭水化物の取り過ぎは皮脂の過剰分泌を招く場合があります。

皮脂の材料となるのは中性脂肪ですが、中性脂肪を作るものは、糖質です。
糖質というのは、いわゆる「甘いもの」も含まれますが、日常的に口にする大きな糖質は、炭水化物です。
糖質を代謝するためにビタミンBが使われるのですが、このビタミンBは皮脂の量をコントロールする働きも担っているので、糖質の処理に追われていると皮脂まで手が回らないというわけです。

食事がおろそかになると、安くてお腹がいっぱいになる炭水化物寄りのメニューになりがちです。 ラーメン、丼、カレーなど、ワンプレートで済む食事は、ほとんどが炭水化物。 外食するならできるだけ「定食」にし、皿数を増やすことを意識してみましょう。

ストレスを避ける

「ストレス太り」は科学的に解明されています。
ストレスを感じると、脳はそのストレスが精神的なものなのか(つまり忘れてしまえばいいだけなのか)、身体的な危機なのかを判別できません。

そのため、生命維持のためにコルチゾールというホルモンを分泌し、食欲を増大させようとするのです。 こうしていつもより食べ過ぎてしまい、中性脂肪が増えるということが考えられます。

また、ストレスを感じると男性ホルモンが分泌されますが、男性ホルモンは皮脂量を増やす働きがあります。

女性に男性ほど脂性の人が多くないのは、女性ホルモンが皮脂を抑制しているためですが、ストレスで女性ホルモンが減ってしまうと、これもまた皮脂を増やす原因となります。

皮脂が問題の場合は、スキンケアよりインナーケアを

皮脂の過剰分泌の原因を見てみましたが、皮脂だけをとろうと洗顔したり油取り紙を使っても意味がないことがわかっていただけると思います。 食事、ストレスに気をつけて、洗顔し過ぎを避ける。 これだけで好転すると思うので、ぜひ試してみて下さい!

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